RS4 125とガンマ125　乗り比べてわかるポジションの違い

RS4 125もRG125γもどちらも同じレーサーレプリカモデルだけれど、
乗車姿勢、ポジションはかなり違う。

最近はRS4 125を納車して浮かれていたので、
どうしてもRS4 125に乗る機会が多かったが、
何度か交互に両車を乗り比べてみた。

乗り比べると、ファーストインプレッションで
感じたものとは違う差が見えてきた。

１．ハンドル位置

RS4 125に初めて乗ったときにはハンドル位置がとても遠く感じた。

ガンマ125よりも遠く感じたのだが、
ガンマ125と乗り比べてみると、実はガンマ125の方がハンドル位置は遠かった。
高さ的にはそれほど違いはない。
RS4 125はハンドルが左右に大きく開いて位置しているので、
小柄な体型だと肩幅よりも開いて構えるようになるので、
ポジションが大柄に感じられるのだと思う。

２．ステップ位置

ステップの位置は全くといって良いほど違う。

ガンマ125のステップの位置はスポーツネイキッドと同じような位置にあり、
所謂バックステップのようなポジションではない。
RS4 125はかなりのバックステップで、最初に乗った時はかなり戸惑った。
バックステップ的な位置にステップがあるので、
膝の向きが下方向を向いてしまうので、
タンクをニーグリップしづらくなる。

平均的な男性くらいの体型であれば問題ないと思うが、
平均的な女性くらいの体型だとタンクをニーグリップすることはできないと思う。
ガンマ125はバイクブーツを履けば
私でもタンクをがっちりニーグリップすることができる。

３．乗車姿勢

意外にもγ125のほうが前傾がきつく、スパルタン。

ただし、ステップ位置が前にあるので、自然な前傾姿勢を作りやすい。
私はガンマのほうがしっくりくるが、
平均的な男性くらいの体型だと窮屈だと思う。
RS4 125は純正でかなりのバックステップだし、
ハンドルも左右に大きく開いているので
平均的な男性くらいの体型でも窮屈にはならなそう。
RS4 125のハンドルはそれほど遠くないけれど、
左右に開いているし、高さはそれなりに低い。
こちらもなかなかキツイ体勢を強いられる。

４．どちらが乗りやすい？？

ガンマ125は小柄な方のほうが、
RS4 125は大柄な方のほうが乗りやすいと感じると思う。

ガンマ125はポジションがコンパクト、RS4 125はその逆に感じる。
ガンマ125はポジションがコンパクトな分、
小柄な方でも乗りやすいし、逆に大柄な方は窮屈で乗りづらいと思う。

どちらも小柄／大柄だと乗れないなんてことはなく、
どちらかというと…というレベル。
ただ、長時間乗るとなると、疲れの出方がまるで違ってくるので、
ツーリングに使うつもりなら、考えてみるのも良いかもしれない。

ちなみにガンマ125は足付きも良好でポジションもコンパクトなので、
小柄な方でも乗りやすいと思うけれど、
前傾は結構キツイのでそこは要注意ね。
乗りやすい＝楽に乗れるということではないので、
そこは誤解のないようにお願いしたい。