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ガンマ125

【ガンマ125】排気デバイスを固着させないために


125ccと250ccのガンマ乗りの共通の悩みと言えば排気デバイスではないだろうか。
Vガンマも単気筒ガンマも泣き所だと思う。

私も排気デバイス固着は経験しており、
その時は対策前品がついていたこともあってピン折れしていた。

1.固着させないための方法その1

排気デバイスを固着させないためには、まずは排気デバイスカバーに
溜まってしまう水分とオイル分(通称オタフクソース)を排出することだ。

排気デバイスカバーは何度も開けているが、
オタフクソースを排出していなかったときと
排出してからでは状態がまるで違っていた。
オタフクを排出しないと、かなりの頻度で清掃しないといけなくなる。
排出させてからは、2年くらい経ってから開けても、固着するほどではなかった。
汚れは相変わらず酷かったけど。

排出させるには排気デバイスカバーを上下逆に取り付けて、
重力でオタフクソースを排出させることが良い。

私は排気デバイスカバーの穴の入口を少し拡大して、
オタフクソースを詰まりづらくする細工もした。

冒頭の写真に、添加剤の空き缶がついているが、
あそこにオタフクソースを導入し、
定期的に溜まったオタフクソースを廃棄している。

作り方は簡単で、添加剤の底にドリルで穴を開けて、
竹の子(真鍮のニップル)をそこに刺してエポキシパテで固定するだけ。
そこに耐油ホースを繋げばOK。
圧を逃がすホース竹の子とホースも取り付けが必要。

2.固着させないための方法その2

どれだけケアしていても、定期的な分解清掃は避けられないと思うね。
2年に一度くらいは清掃した方が良いのだと思う。
むしろ、この清掃をできない方は維持が大変なので、
違うバイクを検討した方が良いかもしれない。

ラジエターとチャンバーを外さなければいけないのが面倒なんだよね。
清掃手順自体はそれほど難しくないけれど、
メンテ中級者以上でないとキツイと思う。
メンテ初級者ならバイク屋に持ち込んだ方が良いと思う。
分解する中で固着しているネジがあるので、
それを外すのが一番の難関なんだが、
良い工具とそれなりの経験が無いとネジ頭を舐めて大変なことになるからね。

3.固着させないための方法その3

当たり前のことなんだけれど、定期的に乗ってあげることだね。
乗る頻度があまりにも少ないと、
デバイスが動いてセルフクリーニングされず、固着してしまいやすい。
デバイスはある一定以上の回転数になると
開く方向に動くので、それなりに元気に走ることで、
デバイスが上下に動いて固まりかけたオタフクソースが押し出されるのと、
デバイスの隙間からオイル入りのガスが抜けていくので、
走るだけでセルフクリーニングされるわけだ。

ただ、カーボンと固着しきったオタフクソースだったものは取れないので、
どうしてもある程度のスパンで分解清掃は必須だ。

褐色ビン
褐色ビン
今年か来年あたり、ガンマのデバイス分解清掃をやらねば…。
今年は暑いらしいので、来年かな…。

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