違って見えてきたところが出てきた。
RS4 125にしばらく乗ってわかってきたこと
1.取り回し
取り回しはカウルがある分、大柄な感じがする。
慣れてくるとファーストインプレッションほどは大きくは感じなくなるけれど、
大半の250ccよりも大きく感じる。
重量は125cc(の中では重いけど)クラスなので、
取り回しに苦労することは無いね。車庫から出すのも楽々。
2.乗車姿勢
乗車姿勢はしばらく乗ると少し慣れてきた。
ポジションが大柄ではあるけれど、適応可能な範囲だったってことかと思う。
SSタイプにしてはハンドル位置がそれほど遠くないからなんとかなっているのかも。
もう少し遠かったらかなりキツイと思う。
私はコイツをツーリングに使おうと思っている。
明らかにツーリング向きな車種じゃないけど、
乗車姿勢がきつすぎてツーリングに使えないってことは無いかな。
3.前後サス
前後ともサスが固い。
前はスポーティーな感じという程度なのだけれど、
後ろはとにかく固い…。
軽量ライダーだとギャップでリアが暴れる始末で、
乗っていて少し怖さを感じていたのはこれが一番の原因かと思う。
欧州は二人乗り基準でサスの固さを決めているのかな…。
国産車とはかなり異質の固さで、
多分、60~70kgくらいの男性でもかなり固く感じるのではないだろうか。
100kgくらいの方ならちょうど良いかも。
純正リアサスは見た感じプリロード調整機能がなさそうなので、
これは早いところ交換したい。
4.足付き
足付きの悪さはある程度慣れるので、そこまで問題にはならない感じがする。
ただ、両足のつま先が着かない状態だと、
信号待ちで両手を放しづらいので、信号待ちで肩を自由に動かせずに疲れる…。
RS4 125のシートはあんこ抜きできない構造らしいけど、
あんこ抜きして楽に乗れるようにしたいな~。
あと、純正シートは滑るねぇ。
大柄なライダーじゃないとニーグリップポイントが少ないので、
滑るシートはきっついので、これも変えたいところ。
5.エンジン
エンジンは低回転域は激ショボで、
これはファーストインプレッションから変わり無し。
2st 125ccよりもショボい。4stなのに…。
排ガス臭はほとんどないので、
環境性能を考慮して低回転域もかなり薄く設定されているのかもしれない。
中~高回転域は軽やかに良く回る。
単気筒だけどツインエンジンのようなフィーリングで、かなり良い。
ただ、全開にしたときのどん詰まり感がかなり強い。
なんなら3/4開けのほうが加速が良いような気がするくらい、
スロットルを全開にしても加速が強くなる感じが無い。
もしかすると、欧州免許制度(15PS規制)に合わせて、
スロットル全開にしても全開になりきらないか、
燃料噴射量が増えないような設定にされているかもしれない。
この辺りもしばらくしたら調査してみようかと思う。
もしそうなら、伸びしろが結構ありそうだ。
6.走行風
カウルが大きい分、走行風が足に当たりづらいのはかなりイイ。
フロントスクリーンが低めなので、ツーリングポジションだと、
スクリーンで跳ね上げられた風がヘルメットを直撃するので、
巻き込み風が結構来る。
首元からヘルメット内に巻き込み風が結構くるので、
その点は少し不快に感じるかな…。
大き目のスクリーンを入れるとそのあたりは改善されそう。
スタイリングを崩したくないから私は入れないけど。
ということで、しばらく乗ってみての感想を書いてみた。
RS4 125は良いバイクよ。
パワーもそこそこあるし、スタイリッシュだし。
125ccとは思えないほど豪華な造りだし。
(ところどころコストダウン箇所はあるけど)
これが一番じゃないかな~。