灼熱の真夏に整備　空調服＋水冷服が最適解か

真夏にバイクの整備とか、アホだろ…。

褐色ビン

私は周りからこう言われる。
ええ、アフォですとも。

でも、夏だってバイクいじりしたいもんだ。

しかし、近年の酷暑は身の危険すら感じるほど強烈なもの。
こんな中で数時間も整備していたら、いつかぶっ倒れてしまうだろう。

ということで、体温を下げる工夫が必要だ。

まず、絶対に必要なのは空調服。

これが無いと始まらない。
作業の邪魔にならないベストタイプか、半袖タイプがおススメだ。
バッテリーも2つ持っていた方が良いだろう。

なお、バイク整備に使うと必ず汚れるので、
整備用と日常使い用で使い分けた方が良い。

30℃あたりなら、空調服だけでも割とイケる。
ただ、35℃くらいになると、空調服だけだとかなり辛い。

私は、空調服の中に水冷ウェアを着こんでいる。

水冷服は、内側にシリコンホースが通っていて、
凍らせたペットボトルと水を入れて冷やした水を
シリコンホース内に循環させることで冷却するものだ。

35℃くらいになると、これを着ても涼しいと感じるほどではないのだが、
あれば耐えられる、無いと耐えられない…といった感じなので、
体感よりも実際の効果は高い。

常時循環させると、500mLのペットボトル1本で、1時間くらい効果がある。
冷凍庫に3本入れておけば、3時間ぶっ続けで作業可能だ。

ちなみに、この装備であっても、40℃近くなるとかなり厳しくなるので、
そういうときは短時間だけの作業にした方がよいと思う。
40℃近くなると思考力がかなり低下するので、ケガをしやすいしね。

褐色ビン

なお、クールネックリングはおススメしない。
理由は、空調服のエア出口を塞いでしまうことがあるのと、
酷暑ではすぐに効果が無くなってしまうからだ。