前回、ECUチューンの一回目として、
謎の燃料噴射量の谷を補正してみたわけだが、
RS4 125はストックでもそれなりにパワーがあり、4st 125ccということを考えれば十分なのだが、人間というのは良く深い生き物で、まだ上があると思うと 手を出してしまうんだな、これが。 というこ ... 続きを見る
参考【RS4 125】ECUチューン 1回目 謎の谷を補正してみよう
おそらく良くなっている感じはあるのだが、今一つ効果を感じづらかった。
現状では濃いのか薄いのかもよくわからないので、
とりあえずパワーバンドの燃料噴射量を増やしてみようかと思う。
<!注意!>
なお、私褐色ビンは2st・4stともにキャブレター車の燃調を
いじった経験がある。燃調をいじると不調になったり
最悪バイクのエンジンを壊してしまう。
自分の備忘録として記事にしているが、
燃調いじりを推奨するものではない。
問い合わせには応じないので悪しからず。
チューニングは完全に自己責任にて行うべし。
あと、ECUをいじると保証の対象外になるだろうし、
ディーラーは面倒を見てくれなくなると思うので、いじるのであれば、
故障したときは全て自分で直す覚悟をして臨まないといけない。
また、我が家のRS4 125はエアクリBOXに改造(穴拡大)を施しているので、
参考にする際には留意すべし。
1.パワーバンド付近の燃料を増加
ちょっと思い切って、パワーバンドの燃料噴射量を3割くらい増加してみよう。
これでガボガボいうようであれば、そこから薄くしていこうと思う。
…とおもったが、パラメーターの上限があるようで1割くらいしか増やせなかった。
う~ん、まったくもって合っているのかわからん。
キャブレターみたいに曖昧じゃないところも、やりやすいのかやりづらいのか、
それすらよくわからん。とりあえず実走して確かめてみよう。
2.補正してみた結果
パワーバンド手前までは補正をしていないので、走り出しの感じは変化無し。
エンジンが温まったので、幹線道路に出てTPS100%で加速を試みる。
ん~、ごぼごぼいう感じは無い…。
回転の上がりも変わらない。
変化はあるのか~…??

結果、感じとれるくらいの変化はあった。
全くもって劇的な変化ではないけれど、少し車速の乗りが良くなっている。
マフラーを変えたときのようなわかりやすい変化ではないけれど、
感じ取れるくらいの変化はあるね。
ガンマ125のキャブレターをTM30SSからTM32SSに変えたときと似た変化だね。
ガンマ125をTM32SSに変えたときはなんかちょっと速くなったかも…と
感じるくらいの体感だったのだけれど、実際にスピードメーターの
針の上がりは多少速くなっていた。こういうのってパワーアップって
実感しづらいんだけど、パワーダウンしたときって体感しやすいんだよね。
なので、元に戻すとより体感できるかもしれない。
結構濃い方向に修正したので、カーボン体積は早まるかな~。
気持ち濃いめの方がトルクフルに感じるものなので、
もしかしたら1割増しでも濃すぎるかもしれん。
プラグ外すのが面倒な車種だけど、見てみるか~。
3.ECUチューンは面倒…
ECUいじってみた感想としては、ノーマルエキゾーストで走る分には
補正は要らんかもしれないな~と思った。
というのも、いじってもそれほど大きく体感としては変わらないし、
何度もPCを繋いで書き換えて実走して…というのを繰り返すわけで、
それはキャブ車と同じような手間があるんだよね。
タイムパフォーマンス的にはよろしくない。
それに、燃費も落ちるしね。
マロッシのサブコン(FORCE MASTER 2.1)を使えば、
全域を補正したマップがついてくるので、
そちらのほうが手っ取り早く、かつ、乗りやすく仕上がると思う。
マロッシのサブコンは低中回転域も補正していて
そのあたりのトルクが増しているからね。
タイパはこっちだ。
マップは4種類用意されており、そこからさらに補正が可能。
なお、このサブコン装着により、レブリミットも1000回転上限が上がるそう。
このバイクに乗っているとレブリミットはあと500回転欲しいと思う瞬間は
そこそこあると思う。
時間があって、いじるの大好きな方はECUチューンはハマるかもしれない。
私はあまり時間が取れないので、低中回転域の補正は無理かな~…。
いじる帯域が多いので、バランスよく仕上げるのは大変そうだ。
現状でトルクの谷があるとか、ある回転域で乗りづらさがあるならやるんだけど、デフォルトマップで十分だからね。

1か月ドカンと休暇をもらえるならやるんだがなぁ~。