私はレッツ4のマフラーにはトップセンスの激安ステンレスマフラーを
インストールしている。
前回の記事でこのマフラーの良さを熱く語らせてもらったわけだが、
そこでこのマフラーは付属のバッフルをそのまま付けただけでは
パワーが出ずうるさいことので、バッフルへ細工することをおすすめした。
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参考【レッツ4】レッツ4用の激安マフラー・トップセンスのステンレスマフラーってどうなの??
原付スクーターって基本的に酷使される運命にあるわけで、 加えて雨ざらしで保管されることも多い。 んなもんで、鉄製の純正マフラーは錆びる。 我が家のご近所散策の足であるレッツ4も錆びて酷いことになってい ...
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これが効くんだな。
今回は最適なバッフル径を探っていこうと思う。
1.現状のバッフル径
現状のバッフル径はジーナスで強力接着している
アルミカラーの内径とイコールで、8mmだった。
バッフル径としては既にイカレているほど細いと思う。
エンジンへの負荷はあると思うが、出足も良く伸びもあるので、
私は気に入ってこの状態で5年以上使用している。
2.調査1 10mmの場合
とりあえずバッフル径を10mmまで拡大してみようと思う。
電動インパクトにドリルチャックを付けて10mmのドリルでぐりぐりする。
なんとも汚い感じだが、マフラーの中なんて誰も見ないよ。
あとで黒で塗装しておこう。
そんなことよりも早速実走だ。
音は少しだけ低音が強くなった。
出足は…、うん、ちょっと弱くなった。
明らかに体感するレベルで出足が弱くなる。
アクセルオンでぐっと車体が前に出る感じが弱い。
ただ、中速以降の伸びは明らかに良くなった。
試していないけれど、最高速を出そうとするならこちらの方がよさそうだ。
ただ、原付スクーターは出足のキレが大事なので、8mmの方が好みかな。
3.調査2 6mmの場合
やり過ぎだろうとおもったけれど、内径6mmのワッシャをジーナスGM-8300で接着してみた。
これまた汚いが、あとで塗装してごまかしておく。
セルを回したが、エンジンのかかりが少々悪い…。
エンジンがかかってもなんだか苦しそうな感じがする。
低回転が少し不安定になっている。
音はさらに静音で、EVバイクとまでは言わないが、
走らせると電気バイクとガソリンエンジンバイクの中間のような音だ。
静音でよろしいが、走り出してすぐに異変に気付いた。

出足は8mmよりも良いが、その一瞬を過ぎると加速がめちゃくちゃ鈍る。
明らかに遅くなっている。
終始エンジンが苦しそうな感じだ。
これは明らかにダメ。さっさとワッシャは除去しておこう。
4.結論
10mと6mmを試したが、6mmは論外でダメ。
10mmは中速以降の伸びが良いものの、やはり出足が8mmより鈍るので、
8mmの方が私には好感触だった。
ということで、なんということか、これまで試していた8mmが
私にとっては最適解だったという結論に至ってしまった。
なので、ジーナスGM-8300で穴を埋めて8mmのドリルで穴開けし、
元の状態に戻しておきましたとさ。