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ツーリング

ロングツーリングで疲れないための7つの方法


バイク乗りの皆さん、ロングツーリングでの疲れに悩まされていないだろうか。
私は体力の無さには自信があるので、
はっきり言ってロングツーリング耐性は相当に低い。
でも、やはりそれなりに遠出はしたい。

そんなロンツー適正ゼロの私が、ロングツーリングにて
できるだけ疲れずに帰ってきている方法を記事にしてみようと思う。

1.バイクを自分に合わせる


まずは大前提としてバイクを自分の体型に合わせることをやらねばならない。
ハンドルを交換できるのであれば、
できる限り自然な姿勢で乗れるようにすることができる。
大柄な男性ならば握る位置を少し遠目のものに、小柄な女性であれば
近くにハンドルがくるようにすることで、だいぶ楽に乗れるようになる。

また、ハンドル位置が低い、もしくは遠い場合は、
シートのあんこ抜きを行うのも手だ。(逆の場合はあんこ盛りも可)

相対的にハンドル位置が高くなるので、少し乗車姿勢が楽になる。
この「少し」がロングツーリングでの疲れにかなり影響するので、
なめてはいけない。

また、前後のサスペンションの調整も重要だ。

リアは適正なプリロードにして固くなり過ぎないように。
前はノーズダイブが大きすぎると、
姿勢を維持しようとして疲れやすくなるので、
調整可能なモデルであれば少し固めにしておくと良いと思う。
あまりやり過ぎるとグリップが低下するのでほどほどに。

お金はかかるが、サスペンションを
自分に合わせてカスタマイズすると、快適性は激変する。

私はRS4 125にYSSのMZシリーズのサスペンションを入れているが、
調整幅も大きく、純正のサスよりも良く動いてくれて、
小さいギャップもスンッといなしてくれる。
ギャップで姿勢が乱れるとこれまた疲れが蓄積していってしまうので、
サス交換もロンツーに対しては満足度の高いカスタムだと思う。

あと、シートが滑るようであれば、滑り止め加工されたシートに変えると、
疲れが激減するはず。

2.目が乾かないような工夫を


バイクは常に走行風にさらされるので目がどうしても乾きやすい。
また、周囲の状況に対し神経をとがらせているので、
瞬きの回数も少なくなりがちがだと思う。
目に風が入らないような工夫をすると疲れづらくなる。

フルフェイスならチンカーテンを付ける、
ジェットヘルメットなら
ゴーグルタイプのサングラスをかける、とかね。

フルフェイスでチンカーテンのオプションが無い場合は、
ハンカチやタオルをチンガードのあたりに入れておくと
巻き込み風があまり入らなくなる。

眼鏡やシールドが曇りやすくなるので、曇り止めは必須だ。

また、シールドの曇りには防曇フィルムを貼るのも効果的だ。

私は両方とも使っている。

3.適切なバイクウェアを着用する


気温や乗車姿勢にあったバイクウェアを着用すると、疲れは大分軽減できる。
暑いときはメッシュジャケットを着るとかね。
疲れに対して一番大事なのは、実は上着ではなく、ズボンだ。

滑りづらいズボンだと、乗車姿勢が乱れづらいのでかなり疲れにくくなる。
スーツのように滑る服とレザーパンツで同じ距離を走ると
全然疲れが違うことに気づくはず。

私はがっつりバイクウェアを着るのはあまり好きではないので、
パンツだけバイク用(できるだけバイク用に見えづらいもの)を
着用することが多いかな。

春~初夏はメッシュジャケットがあると
暑さ的な面でかなり楽(走ると服の中が空調服状態になる)になるので、
一着は欲しいところかな。

4.同じ姿勢で乗り続けない


これはね、かなり重要なことで、長く走るには絶対必要なことだね。

レーサーレプリカバイクは前傾がきついから疲れやすいけれど、
その分、おしりに全体重が乗りづらいので、おしりが痛くなりにくく、
実はそれなりに長距離を走れたりもするんだけど、
そのためには乗車姿勢を頻繁に変える必要がある。
(そうしないと前傾で疲れてしまうので、必然的に変える…)

レーサーレプリカタイプのバイクなら、
着座位置を前よりにしたり後ろよりにしたりすることで、
負荷がかかる体の部位を変えられる。
これを繰り返すことで、
体のどこか一部に過剰な負荷をかけないようにするわけだ。
ハンドルに体重を乗せると曲がらなくなるけれど、
まっすぐ走っているときはある程度乗せないと、疲れて持たないよ。

ネイキッドタイプでも、アメリカンタイプでも同じで、
落ち着きがないくらい、
できるだけ少しずつ体の負荷のかかる場所を変えながら走ると良いよ。

5.日取り、道、時間を選ぶ

混む日取りや時間、混む道は避ける。
あと、できるだけストップ&ゴーが少ない道を選ぶ。
渋滞にハマると大分疲れがたまりやすくなってしまうので、
距離を稼ぐためにはここがとても重要になってくる。

6.こまめに休憩を取る


これも一日下道で走るような場合、とても重要だ。
私の場合、主戦力が125ccなので、高速に乗ることができない。
そのため、下道ツーリングになるわけだが、
ぶっ通しで2時間も走ればもうくたくたになってしまう。
私のような低体力エリートは1時間に1回は休憩する必要がある。
体力のある方でも、こまめに休憩を取るだけで疲れは全然違ってくるはず。

7.ツーリング方法に適したバイクに乗る


何台もバイク維持できねーよ、という声が聞こえてきそうだが、
おっしゃるとおりだ。
ただ、目的に対して適したバイクを選ばないと
大分疲れやすくなるのは事実なので、
ロングツーリングを楽しみたいのであれば、考えても良いのかもしれない。

近場のツーリングであれば、乗車姿勢が楽なバイクが良いし、
幹線道路を長距離走るような場合、カウルがあるバイクの方が疲れづらい。

ガンマ125はネイキッド化しているが、ネイキッドで走ると、
やはり走行風をもろに受けるので、長時間走ると疲れにかなりの違いが出てくる。
RS4 125で走っているとカウルの恩恵を強く感じる。
下道の速度域であっても長距離であればカウルの効果は高いよ。
一番面積の大きい胴体に風が当たらないからね。
不意の雨のときも濡れづらいし。

褐色ビン
褐色ビン
ということで、ロングツーリングで疲れないための
7つの方法を紹介してみた。
この記事が皆さんのロンツーライフの役に立つことを願う。

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