本ページはプロモーションが含まれています

ガンマ125

【ガンマ125】チャンバー比較!スガノ?ドッグファイト?


2stといえばやはりチャンバーでしょう。
チャンバーによって性能が大きく変わってくる。
4stと違って劇的に変わるからね。

褐色ビン
褐色ビン
私はこれまで純正チャンバー、
純正チャンバー改(通称イチ削り)、
ドッグファイトチャンバー(SSフクシマチャンバー)、
スガノチャンバーを使ったことがある。

それぞれどういった特性かを解説しようと思う。

1.純正チャンバー

さすがは純正で、一番バランスが良い。
低回転が一番マシなのはこの純正チャンバーだね。
かといって高回転が伸びないかというとそんなことは無い。
スガノチャンバーのような高回転側のどん詰まり感は薄いよ。
排気がリストラクターで制限されているので
本来の性能は出せていないのだけれど、
それでも2st 125ccの力強いパワーを十分に感じさせてくれる。

パワーバンドは7000回転以上だけれど、5000回転以上であればそこそこ走る。
あくまで2st 125ccのトルクがしょぼい回転域の中では…だけれど。

難点は重いことかな。

2.純正チャンバー改(通称イチ削り)

リストラクターを削り取って本来のパワーが出るようにしたもので、
イチさんが広めたことから、イチ削りと呼ばれている。
高回転側のトルクが一回り強くなる感じで、
社外チャンバーを知らなければ不満は出ないと思う。

3.ドッグファイトチャンバー

私が使ったことがあるものの中ではもっとも高回転が伸びるものがこれ。
ドッグファイトチャンバーは一般的には中回転型と認識されているが、
それはスガヤチャンバーのような超高回転型と比べてのことであって、
ドッグファイトチャンバーも純正比でいうと高回転型だと思う。

パワーバンドは8000回転以上で、14000回転近くまで回る。
8000回転までは純正比で明らかにトルクが細く、乗りづらさを感じる。
こういった特性から、中回転型というイメージは持たなかった。

8000回転を超えると純正チャンバーよりも強いトルクが出てきて、
12000回転くらいまでトルクの落ち込みを感じづらい。
私が使ったチャンバーの中では最もピークパワーが出ていると思う。
実際に直線加速はこいつが一番速かった。

4.スガノチャンバー

スガノチャンバーは低中回転型と言われている。
実際に使ってみると、原チャリでいうところのカートコースチャンバー的な
特性で、低中回転でもトルクがそこそこあるから街中でも乗りやすい。

ただ、4000回転くらいまでは全然トルクが出ないので、
街中の乗りやすさは純正の方が圧倒的に使いやすいよ。
トルクが出るのはそれ以上の回転数だからね。

4000~7000回転くらいでもそこそこトルクが出てくれる。
パワーバンドは7000~10000回転くらいまで。
上の回転数は頭打ち感というかどんづまった感じが強く、
オーバーレブ特性は悪いね。
パワーバンド内のトルクは純正よりも強く、実際にこのチャンバーで
後輪30馬力越えを出している方がおられるので、
パワーバンドの回転数が低い=出力が低いというわけではない。

ドッグファイトとスガノの両方をセッティングしてみたが、
加速の鋭さは明らかにドッグファイトだった。
スガノはもりもり加速する感じ、ドッグファイトは
強烈に吸い込まれるような加速をする感じといったら伝わるかな。

スガノチャンバーの性能とは関係ないけれど、
このチャンバーはちょっと音量が大き目だね…。
よくある金属音じゃなく、低音が強い感じ。
なので、低回転から音量が大き目…。
同じサイレンサーを使っても、
ドッグファイトよりも一回りやかましい感じがする。

5.今現在使っているチャンバー

今はスガノを使っている。
低中回転が扱いやすいことが理由だ。
ドッグファイトは速かったが、普段使いするには疲れやすかった。
巡航回転数の5000~6000回転だと「ブビビビ…」という感じで
エンジンが不機嫌になるので、それがストレスだったんだよね。

スガノは4000回転以下はドッグファイトと同レベルだけれど、
走り出してしまえばそういうことはないからね。
低中速コーナーが続くようなお山でも走りやすいよ。

スガヤのチャンバーは試したことが無いので、
機会があれば試してみたいところだ。
超高回転型なので常用することはなさそうだけど、
2st乗りとしては興味はあるよね。

-ガンマ125
-