しかしながら、バイクのメンテというのは結構敷居が高い。
小排気量車でも100km/h出せるパワーがあるんだから、
そりゃあ腰も引けるってもんだ。
車検のあるバイクなら、最低限の「曲がる、止まる」ということに関しては
整備されるけれど、250cc未満のバイクだと自発的に整備しないといかんわけで、
ショップに持ち込んで整備してもらうのが一般的じゃないかと思う。
チェーンの調整は自分でできるようにしておくと、
バイクの維持がぐっと楽になるよ。
スイングアームを持ち上げてやるのが一般的だけど、
あれってバイクを倒す可能性もあるし、
整備初心者にはキツイよね。
RS4 125もガンマ125もスイングアームが非対称で
メンテナンススタンドをかけづらくて、
はっきり言ってやりたくない作業だったり。
しかし、メンテナンスローラーを使えば、
スイングアームを持ち上げずともチェーンの調整は可能だったりする。
やり方は簡単。
後輪をメンテナンスローラーに乗せて、アスクルボルトを緩める。
んで、チェーンアジャスターを回すだけ。
緩める方向の場合はスイングアームをもって、
タイヤを足で押せば緩める方向に動きます。
左右均等に引かれていることを確認したらアスクルボルトを締める。
これだけ。ね、簡単でしょ?
アスクルボルトを回すのに結構でかい工具が必要で、
この工具はケチらず買った方が良いと思う。
ある程度のかかっているトルクもわかるから、
初めて買う長物工具ならこれがイイんじゃないかな。
あと、外す時にはスピンナハンドルがあると便利だ。
スピンナハンドルの長物は一つ持っておくと良いよ。
共回りしてしまうときに抑えるためにも使えるしね。
私もアストロの3/8サイズのソケットを刺せるものを一つ持っている。