ラジポンのマスターを入れたくなるよね？
私はガンマ125にもラジポンを入れており、ラジポンのフィーリングは好きなので、RS4 125にも入れたいと思っていた。
FRANDOの16φを入れようかと思っていたのだが、
マスター径が大きすぎてブレーキの効きが悪くなる可能性があったので、
14φのものを探していたが、14φは粗悪品が多く、
組んだらマスターのブーツからフルードが駄々洩れした経験のある汎用品しか
見つからず他に良いのがないかなぁと探していたら、良さそうなものを発見。
早速インストールしていこうと思う。
１．Adelin（アデリン）の14φラジアルマスター
急いでいる方は在庫しているショップで買うことをおススメする。
アデリンはインドのメーカーだそう。なんだか小傷が多く、あまり高級感は無い。
なんとなく、過去にフルードが駄々洩れした汎用ブレーキマスターを
思い出してしまった。
油圧スイッチはついてくる場合もあるみたいだが、
私が購入したときにはついてこなかった。
機械式スイッチは適合品が無いので油圧スイッチにしようか迷ったが、
油圧スイッチは壊れて取り換えるときにはフルードも入れ替えねばならず、
エア抜き作業が発生してダルいので、kohken（コーケン）の
ブレンボ用機械式スイッチを魔改造して取り付けた。
コーケンのスイッチ、高いよ…。
２．ブレーキホースは換える必要有り
RS4 125は元々ステンメッシュホースが付いており、
できればそのまま使いたかったが、
残念ながら換える必要があるので注意が必要だ。
横型マスターと縦型マスターでは
バンジョーボルトの取り付け位置が全然違うので、
純正ホースのバンジョー角度だとキツキツになってしまい、
そのまま取り付けるのは絶対におススメしない。
純正長のホースを別途購入すべし。私は850mmのものを購入した。
バンジョーは20°くらいの角度がついているものを使ったよ。
私は↓のような安物を買ってみたが、信頼性を求めるなら国産のものをおススメするね。
キャリパー側のバンジョーボルトはブレンボと同じP1.00で、
アデリンマスター側はP1.25だった。
アデリンマスターはロットによっては
ネジピッチが違うかもしれないので参考程度にした方がよいと思う。
マスターはうまく位置決めしないとスロットルワイヤーと
ブレーキレバーが干渉してしまう。
マスター本体とレバーはカウルとは干渉しないけれど、
フルードタンクがカウルと干渉するので、
フルードタンクが干渉しないようにステーを曲げて逃がすようにした。
ホースをつないで地味で大変なエア抜きを終えれば完成だ。
３．効果
横型マスターはエア抜きするとタッチがパツパツで固いが、
縦型マスターはエア抜きしても横型ほどにはパツパツにならない。
かといって効かないわけではなく、入力した圧力に応じて効いてくれて
とても扱いやすい。私のような下手くそは横型だと固すぎて
入力する圧力を調節しづらいんだよね。
14φは横型1/2と同等のサイズだそうで、効き自体は変わらない。
パッドを選べば二本指で十分な制動力を出せる。
見た目も豪華になったし、黒いレバーも良く調和していて、
このカスタムはとても満足感が高かった。
純正と違ってブレーキレバーの位置を調節できるしね。
純正マスターの難点はアフターパーツを付けないと
レバーの位置が調整できないことだよね。
私は手が小さいので調整機構は必須だ。
ただ、このAdelinマスターに限らず、ブレンボタイプのマスターは
調整幅が小さく、それほど大きくは変えられないので、
手の小さい方はある程度妥協が必要だと思うよ。